この記事を読んでいるあなたは、
「花屋の仕事ってほんとにきついの?」「毎日ハードそう・・・」と興味をもっていると思います。もしくは、
「花屋さんの仕事やめたい…」と、考えている人もいると思います。ちょうど、この春から新しく花屋に就職したりアルバイトや転職された方もいて、もしかしたらきつくてやめたい!と考えている人もいるかもしれません。
そこで、この記事では、
という元花屋さんの観点で、「花屋の仕事ってきついの?」についてお話しますね~。実際に経験した人でないとわからない花屋のリアルな実情などがわかりますよ!
花屋さんの実際のお仕事の様子や実態がわかり、この記事を読み終えているころは、もやもやがすっきり!しますよ~。
花屋の仕事は本当にきついの?
「花屋さんの仕事ってほんとにきついの?」
はい、一言ではっきりいいますと…きついです!
実際に、花屋の店頭販売員を5年経験した管理人である私がいうのですから、間違いないです笑
花屋さんって、人によっては…
「きれいなお花を毎日触れていいなぁ」「おしゃれなお仕事かも」「かっこいいな~」
と思っている人もいると思います。
ですが、実際には、きれいごとだけではありません!笑店頭に出すきれいな商品であるお花を新鮮な状態で売るために、私たちフローリストの裏での地道な作業があるのです。
花屋の地道な作業とは、大まかにどんな作業があるのかといいますと…
水あげ作業
花市場や花問屋などから入ってきた新しいお花や葉・グリーンなどを新鮮な状態を保つために、茎を切ったりお花に合わせた手入れで下処理作業をすること。商品としてお店に出す前に長持ちさせる作業。
花のお手入れ
切り花や葉などのお手入れ作業。バケツや花びんなどを毎回取り替えたり、花や葉グリーンに合った温度管理やメンテナンス、配置ディスプレイの作業も含まれる。
接客・レジ・配達
店頭出のお客さまへの声かけや接客やレジ会計、お得意さまの会社との取引接客・注文商品などの配達・イベント企画の商談など幅広いです。
アレンジ・花束制作
店頭でのお客さまからの注文の制作、オンラインネット注文からの制作、イベント企画の制作、スタンド花の制作、ブライダル花の制作など幅広く制作するところもあります。お客さまや取引先との予算・希望・テーマに沿った範囲での制作が求められることも多いです。
開店・閉店作業
お店をひらく前と閉める前に、お店の前やまわりなどの片づけや掃除をします。また、ディスプレイ作業も含まれます。
ざっと大まかに、花屋のおもなお仕事をあげてみましたが、だいたいイメージはついたでしょうか。
花屋の仕事はどんなふうにきついの?
店頭によっては、冬は身体が凍えるくらい寒い!逆に、夏は炎天下の店外に出ると暑い…
冬は、水が冷たくて手が震えるくらい寒い。手荒れやあかぎれになることも。
観葉植物の鉢や水バケツなど常にいつも重いモノを運んだりするので激務である
とにかく休みが少ない。クリスマスやイベントシーズンなどは特に休みたい時になかなか休めない
激務のわりには、給料が少ないかも
一日中ずっと立ったり走ったりするから疲れやすく足がむくむ
店頭裏などでは、ねずみや虫に遭遇する。または、葉やグリーンのお手入れで虫を発見することも。
いつも手が汚れているので、爪のお手入れやネイルはできない
服装は私服といっても、花をひきたてるように黒や白など無地の服を着る必要があり、ファッションの幅が狭くなる。スカートもあまりはけない。
などでしょうか~。
花屋の仕事はきついけど、メリットはあるの?
「花屋の仕事はきついけど、メリットってあるの?」
はい、あります!
毎日、きれいなお花に触れる・見られる。生命力あふれるお花や葉グリーンたちに癒される。
お花好きにとっては、やりがいがある仕事になる
お客さまとのお話やコミュニケーションが楽しめる人は楽しめる
嫌でもお花にさわったり制作するので、技術があがる
お客さまなどに説明する必要があるので、専門用語やお花や葉グリーンの知識を覚えることができる
他にもたくさんあるのですが、もしかしたら人によっては向く・向かないがはっきりしてしまうお仕事かもしれません!
そのおかげで、現在は怪我をしてしまったので現場作業から離れてしまいましたが…スキルアップもして、現在もお花に関するお仕事を続けていられています。
花屋の仕事がきつくてやめたくなった場合
毎日、重い水バケツや重い鉢や段ボールなどを運んだり走ったり…激務でハードな花屋の仕事に嫌気がさしてしまうことが多くあると思います。もしかしたら、
「もう限界!やめたい!」
と思うことがあるかもしれません。そんなつらい状況になったとしたら…
事務職に転換する
もし、花屋のなかでも事務職の業種があるとしたら、上司などに相談をして事務職に方向転換する手もあります。または、異動する方法もありますね。
身体に負担のかからないように自分の身体と相談しながら、検討するのもありですよ。選択肢はいろいろとあります!
私は、現場のフローリストから花企業の事務職に異動をすることを選択しました。
出勤時間や出勤日数を減らす
金銭的に余裕があるのでしたら、出勤時間や出勤日数を減らす方法もあります。家族やご主人など…周りや上司との相談してみるのもひとつの方法ですよ。
転職をする1
最悪の場合は、転職するという方法もありますね。
おすすめのきこえない人向けの転職サイトを載せておきますね。(就労移行支援サービス)
転職する2
また、障がい者向けの転職サイトを紹介しますね。
【花屋の仕事がきつい】まとめ
花屋の仕事がきついことは、おわかりいただけたでしょうか。
ですが、いろいろな選択肢がありますので…ひとりで悩まずに周りや家族など信頼できる人などに相談してみる方法もあります。
それ以上に、
お花が好きな方でしたら…きついけど、やりがいがある仕事ですね。
頑張りすぎはよくありませんが、花屋の仕事は頑張りがいがあるお仕事です。
管理人である私は、頑張りすぎたために身体を壊してしまったため、花企業の事務職に異動することを選びました。もしかしたら、フローリスト時代の私のように苦しんでいる方やもやもや悩んでいる方がいたら、この記事を読んでなにかしらヒントを得てくれたら嬉しいです!