世のなかに、いろいろな職業があります。
例えば、会社員・医者・弁護士・看護婦・先生・ホテルマン・美容師・ネイリスト・アパレル販売員・漁師・コピーライター・カメラマン・歌手・俳優・スポーツ選手・Webプログラマー・・・などと数え切れない数のお仕事の種類がありますね。
そのなかで例えば、カメラマンだったら、必要な道具はカメラですよね。
この記事では、花屋店員さんに必要な花道具アイテムを紹介したいと思います。
これだけの花道具アイテムが揃えば、あなたも完璧な花屋店員になれるかも!?
花道具アイテム15個を紹介【最低これだけは揃えておくべき!】
まず、あなたが花屋店員になったら、最低これだけは揃えておいた方が良いでしょう。
花ばさみ
花屋さんや花に関連している仕事をしている方にとっては、一番必要で切りはなせない花道具は、はさみです。それも、花切り専用のはさみのことを指します。
これは、ぜひとも『自分専用の花ばさみを持つこと』をおすすめします。
大抵の花屋には、店舗にいくつか(お店によっては、たくさんある場合も)花ばさみが置いてあり、それを借りて使うのも良いですが使用消耗が激しく刃が擦り切れていることもあり、使いにくいことも。
ふだん使う花ばさみは、使い慣れている自分専用のものを持つのが安心です。
フローリストナイフ (使わない方もいます)
これは、なかには使わない方もいると思いますが、持っていた方が一人前の花屋店員になったようでカッコいい!?かも。(もちろん、花屋で働くようになって慣れてきたら購入する方法もあるので、あくまでも参考にしてくださいね)
これは、店舗に備品として置いてあることはあまり聞いたことがありません。(私の知る限りでは)フローリストナイフを使用するのであれば、花ばさみと同様に自分のものを持つことをおすすめします。
花ばさみと同様に花をカットするための道具。花ばさみと比較して、花の茎が鋭く切れるため花が長持ちする。切れ味が良いが、扱うのが難しく使いこなすのに時間がかかる。
刃の種類は、ストレートとカーブの2種類タイプがある。
いろいろな種類のフローリストナイフがありますが、私が使っているメーカーはVictorinox Swiss Army(ビクトリノックス)です。
下は、カーブタイプです。
シザーケース(フローリストケース)
フローリストにとって、花ばさみの次に必要な花道具アイテムではないでしょうか。
花ばさみやフローリストナイフ等を収納するケースのこと。
美容師さんが、たくさんのはさみを入れたケースを腰に巻いたり、肩にかけてるのはよく見かけますよね。それのお花屋さん版です。
布製より革製の方が、長持ちで丈夫なのでおすすめ。布製だと、花ばさみの先端の刃などで、底が破れたりしてしまう。
革製は、値段は15,000円~と高額で決して安い買い物ではないのでよく調べて探した方が良い。布製だと、スーパーや百貨店・アパレルショップなどで安価格で手に入る。
ポケット付きエプロン
花屋さんや店舗によっては、お店からユニフォームとして配布される場合もあると思うので、そこはお店の規則やルールに従って着用していただくと良いです。
腰に巻くショートエプロンや首からかける普通のエプロンタイプなどさまざまなかたちがありますが、ここでは個人的に「花屋=ショートエプロン」の印象を持つような気がしてなりません。
花屋店員は、手を使い、立ち回ったり移動が多い職業なので、荷物を持ち歩くことは難しいです。なので、はさみなどを入れるシザーケースとは別に、いざという時にさっと小物を入れられるようないくつかのポケットがあると便利です。
別名フローリストエプロンともいうようです。
色は、汚れが目立たなく合わせやすい(花をひきたてるため)無地の黒・グレー・濃い茶色などがおすすめ。
スニーカー
花屋さんは、長時間立ったまま、あちこち動き回ったり重たいものを持ち運んだりするので、履きやすく移動しやすいスニーカーを履くことをおすすめします。
ずっと一日履いているので、履きなれたものを選んだ方が良いです。
- 汚れやすいので、汚れても良いスニーカーや仕事前に履き替えるなどしても良い
- 底が滑りにくいものを選ぶ
- 水に濡れるので、防水スプレーをかけたり防水に強い種類のスニーカーを選ぶのもあり
自分に合った履きやすい靴を探してみてくださいね。
花道具アイテム15個を紹介【ハサミの種類】
上記で、花ばさみを紹介しましたが、花屋店員が持っておいても良いはさみにいくつか種類があるんです。
ハサミの種類
- 花ばさみ(=花を切る用ハサミ)⇒ハンドクリエーション古流タイプ、クラフト鋏、剪定タイプ
- その他のはさみ⇒ひも・ペーパーを切るはさみ、ワイヤー切り専用はさみ
花ばさみ【坂源ハンドクリエーション古流タイプ】
プロの花屋さんにも愛用者の多い生花用はさみ。太い茎や硬い木もスパッと切れる。カラーバリエーションが豊富なので、好みの色で選んでみてはいかが。
花ばさみ【アルスコーポレーション クラフトチョキ】
一つあると便利で軽くて万能なはさみ。初心者でも使える。
花殻摘みや収穫、細い小枝の剪定にまで幅広く使えます。他に、麻ひもを切ったりラベルを外したりといった用途も可能。価格は、1,000円前後とリーズナブルです。
花ばさみ【アルス ファミリーデラックス 剪定タイプ】
植物を育てていると葉っぱや枝、茎がたくさん生えてくることがあります。それらをカットするときに使う園芸用のハサミのことです。
色々な刃やかたち種類がありますが、私は長年これを愛用しています。
たとえば、私の場合は「坂源ハンドクリエーション古流タイプ」で太い枝や茎を切れなかったら、こちらに使い替えることが多いですね。
その他はさみ【ひもやペーパーなどを切るはさみ】
こちらは、市販のふつうの紙などを切るはさみのことをいいます。
麻ひも、セロハンまたはラッピング用紙などペーパー類を切る専用のはさみとして、花ばさみとは別に持ち歩いています。
100円ショップなどのはさみは切れ味が悪いことが多く、切り直しや時間がかかったり切れ端がギザギザになってしまうことがあるので、文具店や百貨店などで購入をおすすめします。
その他はさみ【近正 園芸用はさみ アレンジメント鋏】
私は、ワイヤーを切る専用のはさみとして使っています。
このはさみは、生花からワイヤーを切ると幅広く使え、刃にはフラワー用ワイヤー切り口があります。
いくつかのはさみを紹介を紹介しましたが、最初から全部を揃える必要はなく、その都度目的に沿った自分に合うはさみを購入し、使ってみてくださいね。
花道具アイテム15個を紹介【文房用具】
持ち歩いていてサッと取り出して使える便利な文房用具を紹介します。
店舗などによっては、狭い場所で置くスペースがない場合、備品を置かない所もあります。また、現場などでの作業で必要になることもたびたびあります。そのために、必要であれば持っていても損はないと思います。
電卓
接客時にお客さまと、花や商品など相談に乗る時に、例えば「これと、箱代をいくら足して…あと消費税も足して」というように電卓で計算する機会が多いんです。
100円ショップなどで売っているコンパクトなカードサイズで、打ちやすいタイプのものを持っておくと良いでしょう。
※店舗に、大きいタイプ(会計士が打つようなものも含める)が置いてあることもあります。
フローラルテープ
フラワーアレンジメント(特に、コサージュやブーケ)や、プリザーブドフラワーの製作のときには、はずせない道具です。
粘着力のある素材でできたお花用のテープのこと。
茎が弱って折れそうになった時の補強や、茎に見立てたワイヤーを固定するなどに使われる。緑色や茶色などがある。
フローラルテープでもいろいろと種類があるので、店舗で使っているものや使いやすいものを選んでくださいね。
ホッチキス
お客さまから注文を受けた花を制作している時に、グリーンや葉などをくるっと巻く・ラッピング用紙を留める時などに使います。
メジャー
現場作業や花を制作している時に、大きさなどを測る機会があると思います。
好みにもよりますが、100円ショップなどに売っている軽いタイプやしっかり使えるタイプなどいろいろあります。
尺を留められるストッパー付きが便利。
メモ用紙
仕事の大事な内容などをメモするのに、必要な花道具アイテムですね。
個人的には、ミニノートタイプがおすすめです。(めくるタイプだと、破れてしまうので…)個人の好みでしょうね。
花道具アイテム15個を紹介【ファッション編】
花屋さんで着るもので、これがあると便利!という花道具アイテムを紹介します。
雨の日や、店舗では花を新鮮に保つため冷房が効いていて寒かったりすることがあります。力仕事のいる仕事なので、身体を万全に整えるために工夫することも大事です。
フード付きパーカー
雨の日に、店舗の外に植木や観葉植物などを出したりしまったり、現場作業で荷物を車から持ち運んだりする際にフードをかぶったりすると雨よけになりますし、本当に便利です。
また、店舗では、冷房が効いているので寒い時にサッと着られますね。
色は、汚れが目立たなく合わせやすい(花をひきたてるため)無地の黒・グレー・濃い茶色などがおすすめ。
ノースリーブダウンベスト(袖なしベスト)
これは、人によって着る人と着ない人に分かれます。例えば、フード付きパーカーを持っている人はそちらを着る、など。
動きやすい薄手タイプがおすすめです。
ヒートテック
女性で冷え性の方が多いと思いますので、あると便利な花道具アイテムですね。
冬や寒い日または、店舗外業務(植栽や植木等の手入れ作業など)がある時は防寒になると思います。ただ、動いたりするので途中で汗かいたり暑くなったりすることもあります・・・
UNIQLO(ユニクロ)などがおすすめですね。
レッグウォーマー
女性で冷え性の方が多いと思いますので、あると便利な花道具アイテムですね。
冬や寒い日または、店舗外業務(植栽や植木等の手入れ作業など)がある時は、足首の防寒になると思います。
長ぐつ
雨の日や店舗外業務(植栽や植木等の手入れ作業など)で、足元が汚れやすいので、あると便利な花道具アイテムです。
実際に、花屋で勤務している管理人のリアルな感想つき!?の花道具アイテムを揚げてみましたが、参考になったでしょうか。
なかには、偏った意見もあるかもしれませんが、参考になると嬉しいです!